No.163・男性 　相談内容：期間経過後の相続放棄がみとめられた件

相続放棄申述受理等申立事件

・事情

　相談者の兄弟が死亡しました。相談者は、専門家に財産の調査を依頼していましたが、結果が判明する前に、多額の債務を請求されて、驚いで法律事務所に相談に来られました。

・結果

　事情を聞きとり、家庭裁判所に相続放棄を申し立て、無事に受理されました。
　相続財産を処分した上で、必要な費用を折半して、法定相続分で分割することとなりました。

・解決ポイント

　財産の内容を調査するために、相続放棄ができなかったことを家庭裁判所に説明しました。
　結果として、相続の放棄が何とか認められましたが、相続放棄が認められなくても、おかしくない限界事例だったと思われます。相続のことでお悩みの方は、お気軽に弁護士にご相談下さい。