No.153 　女性・相談内容：他の相続人と交渉し、相続を放棄してもらった事件

遺産分割協議事件

・事情

　妻子のいない弟が死亡したため、依頼者はご自身で相続手続きをするべく、相続人の調査をしていました。ただし、相続人の調査に時間がかかることと、普段から他の相続人と連絡をとっていなかったことから、自分で相続手続きをすることに限界を感じて、弁護士事務所に相談に来られました。

 

・結果

　弁護士が相続人を調査し、個別に連絡して、他の相続人には、相続放棄をしてもらうことができました。

 

・解決ポイント

　相続人のお一人は、相続放棄を希望されていましたが、弁護士に依頼する費用を捻出することができない状態でした。依頼者、当該相続人の双方の合意を得た上で、当該相続人の相続放棄の手続きを弊所で担当しました。相続調査のためには、戸籍の取得、収集に費用と時間をかけることが必要な場合もあります。また、普段疎遠にしている親戚に連絡をして交渉をしなければいけない時もあります。個人の方が単独で遺産分割などの相続手続きをするには限界があります。
少しでも、困難だなと感じられたら、まずは弁護士にご相談ください。