No.137 女性・相談内容:遺産分割協議書作成等事件⇒被相続人が韓国国籍の遺産分割協議書作成などを代行した事案
事件
・事情
依頼者は、韓国国籍のお父様が亡くなられ、共同相続人間で特に争う場面ではなかったのですが、韓国の相続の場合、どのような書類を用意し、どのように遺産分割をすればいいのか知りたいとのことで、相続人全員(配偶者及び子2名。内1名は帰化済み)でご来所になりました。
・結果
韓国に関する戸籍については、領事館に取り寄せていただくようご案内し、ハングルで出てきた書類については翻訳の依頼を当方で行いました。帰化されている方については帰化後と現在の日本戸籍を用意していただき、相続関係を明らかにしました。
財産については、各人の希望をお聞きして遺産分割協議書を作成し、最終的に、相続登記も含めて皆様に公平な分割を実現できました。
・解決ポイント
韓国国籍の方が亡くなった場合の相続については不慣れな弁護士も多いと思われますので、経験ある当事務所までぜひお尋ねください。