NO.24 女性(45歳):遺産分割請求事件 ⇒ 遺産分割協議の交渉から協議書作成まで
依頼者:女性1名
相談内容:遺産分割請求事件
・当事者
相談者=X(相続人、Aと前妻との実子)
被相続人=A(Xの父)
他の相続人=Y(Aと後妻との実子)
相続人は、X,Y の2名。
・遺産
不動産、生命保険等 約1000万円
・事情
依頼者Xは被相続人Aと前妻との間の子であるが,被相続人Aには後妻との間にも子どもYがいるため、相続人2名となるところ,依頼者XはAと長く面会もしていない反面、Yは近くに住んでいたという事情から、Xは、Aの遺産分割が適切に行われないかもしれないという懸念から相談に来られました。
・経過と結論
当方としては,Aの遺産である不動産、動産(車)、生命保険等の相続財産を金銭に換算した上で相手方に請求しました。
すると、相手方Yは、全額を容認するという返答であったため、弁護士が遺産分割協議書を作成し、XとYに締結してもらいました。
結果として、XとZは対面することもなく、弁護士が間に入り、遺産分割協議の交渉から協議書作成まで行うことができました。さらに、弁護士が相続人の代理人として、銀行から遺産を受け取る手続きもいたしましたので、依頼者Xは手間なく、遺産を受け取ることが出来、とてもお喜びいただけました。
・今回の解決事例のポイント
本件の遺産には、不動産や動産(車)などが含まれておりましたので、それらの査定に適切な業者を選択し、換算することによって、適切な分割が行えました。依頼者にとって、不動産をそのまま所有する希望はなかったため、換金して遺産をうけとれたことにお喜びいただきました。
「どうしたらいいのかわからない」そのお気持ちに寄り添って、できる限り依頼者の意向に沿う解決に努めるのが弁護士の仕事です。 問題を抱え込まれる前に、一度専門家にご相談ください。お待ちしております。
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